アントニー・ルパート|ロルマラン・ブラン・ド・ブラン 2013

¥3,300円 (税込)
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【ワイン情報】
ロルマラン・ブラン・ド・ブラン
タイプ:泡|白
味わい:辛口
ボディ:ミディアムボディ
生産者:アントニー・ルパート
生産地:南アフリカ|ウェスタンケープ
品種:シャルドネ100%
ヴィンテージ:20113年
アルコール:12.5%/l
受賞歴:プラッターズ4.5星|ティム・アトキン92点|Amorim Cap Classique Challenge 2019 ダブルゴールド

【コメント】
シャルドネは早朝に収穫し、全房圧搾。最適な品質を確保するために、畑と区画ごとにブドウ果汁(キュヴェ) を分けて、酵母添加して発酵させる。ベースワインの約20%は樽発酵させ、澱抜きをする。12週間後にブレンドし、低温処理と清澄でワインを安定化させる。二次発酵のためにワインを瓶詰めし、約14°Cで4年間瓶内熟成。デゴルジュマン後 少なくとも8ヶ月間瓶内熟成させてから出荷。

潮風のように爽やかな貝殻やグレープフルーツのアロマ。柑橘類の花や皮、レモンやライム、 リンゴのみずみずしい酸味と果実味の後にふくよかな複雑味が広がり、ドライなキレ味が全体を引き締める。瓶内二次 熟成に由来したナッティーなニュアンスや、ブリオッシュを思わせる香ばしいニュアンスも感じます。

【生産者情報】
■L’ORMARINS ~始まりはほんの小さな夢から~
ロルマラン(L’Ormarins)農場は、フランス・プロヴァンス出身のユグノー、ジャン・ロワ(Jean Roi)の故郷であるルール マラン(Lourmarins)にちなんで名付けられ、当初キャップ・クラシックの産地として設立されました。
現在、この産地にはパーデバーグ山脈からロルマランの北向きの真砂土の斜面に移植された、樹齢56年の古樹によって造られ るアントニー・ルパートのサニャック「オー・ド・ヴィー」、ポートワイン「オウ・ボストック・シュナン」を含む、さまざ まなアイテムによって構成される壮大なプロジェクトに発展しています。
■理念
ロルマランは、旧世界の伝統的な醸造技術を用いてケープの個性を表現し、ケープワインの新境地開拓に努めています 。 メト ード・キャップ・クラシックは、南アフリカの瓶内二次発酵のスパークリングワインとして確固たる地位を築きました。その 品質基準を確立し、ワイン業界に対して模範を示し続けることは私たちの責務です。私たちが造るサニャック、オー・ド・ヴ ィー、レイト・ボトルド・ヴィンテージポートなども、フランスやポルトガルの象徴的なワインスタイルを用いながら、南ア フリカらしさをしっかりと表現しています。

■ジャン・ロワ ロルマランの誕生
1694年、約51ヘクタールのロルマランの土地をジャン・ロワが所有し、フランス・プロヴァンスの彼の故郷、ルールマラン (Lourmarin)にちなんでロルマランと名付けました。そのワインと穀物専用の農地に、彼は4000本のブドウ樹をすぐに植え 足しました。彼の志は反骨精神ではなく、チャレンジ精神でした。これは今も受け継がれている姿勢です。 1714年、初代ケープ州知事シモン・ファン・デル・ステルは、正式にロルマランをジャン・ロワに与えました。

■醸造所 ロルマランのワイン
設立当時の醸造所は現存し、修復されながら元の状態を維持しています。19世紀、この施設はフランシュック地域の共同醸造 所として多くの人に使われていました。家紋が前面に刻印された大桶を所有し、各自ブドウを持ち込み、ワインを造りました。 そしてワインは一年中この場所に保管され、必要な時に必要な分だけ持ち出しました。 家紋を刻印した大桶は今も現存してい ます。

■ルパートの時代 ロルマランの変換期
1833年、ロルマランで造られたブランデーと白ワインは南アフリカの初代チャンピオンに輝きました。 アントン・ルパートは 1968年にピーター・ガブリエル・マレーとウィレム・ピーター・モーケルからロルマランを購入し、1984年にマナーハウス (1811年建設の荘園領主の邸宅)とヒストリック・セラー(1799年建設)を修復しました。どちらも国定記念物に認定されて います。1989年、アントンの息子アントニー・ルパートの指揮の下、ロルマランのワインは地元の主なワインコンテストを全 制覇しました。

■アントニーの遺功 現在のロルマラン
2001年にアントニー・ルパートは惜しまれつつこの世を去り、兄のヨハン・ルパートがロルマランを受け継ぎました。2004年 ヨハン・ルパートは、回転天井と地下貯蔵室を備えた最先端のグラヴィティシステムを導入した醸造所を建築し、弟を偲んで アントニー・ルパート・セラーと名付けました。同年、世界的に高名な醸造家ミシェル・ロランをアントニー・ルパートチー ムのコンサルタントとして招き、2009年にアントニー・ルパート・ワインの初ヴィンテージがリリースされました。

■ロルマランのMCC
メトード・キャップ・クラシック(MCC)はフランスのシャンパーニュと同じ醸造方法を用いて、伝統的なシャンパー ニュ品 種のシャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエを用いて造られるスパークリングワインです。 品質を安定させるために、ほとんどのMCCは複数の収穫年のベースワインをブレンドしたノン・ヴィンテージです。特 に出来の良い年には、最も良いワインを使用してヴィンテージ・キャップ・クラシックが作られます。ハウス・スタイ ルを打ち出し、味のバランスを調えるために、さまざまなヴィンテージや品種の辛口ベースワインをブレンドし、砂糖 と酵母の混合液(リクール・ド・ティラージュ)を加えて瓶詰めし、密封します。瓶内で二次発酵が起こり、炭素ガス が発生してワインに溶け込み、MCCに不可欠な美しい泡が形成されます。瓶内でゆっくりと発酵が進みながら、酵母の 自己消化による複雑な風味が醸し出されます。
熟成が完了すると、澱は瓶口に集められ、澱抜き(デゴルジュマン)されます。(この方法はワインごとに異なります) 次 に、ボトルにワインと砂糖の混合物(リクール・デクスペディシオン)を注ぎ足し、コルクで密封します。砂糖の量も ワインごとに異なります。ブリュットはブドウ品種の特徴が活きるように、加える砂糖はごく少量です。
ヴィンテージ
ワインチャート
アタック
甘味
酸味
渋味
ボディ
苦味
旨味
余韻

※当サイトのソムリエにより、客観的に定量化した指標です。あくまでも目安としてご参考ください。

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