ハインリッヒ|グラウエ・フライハイト 2019

¥8,250円 (税込)
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【ワイン情報】
ラウエ・フライハイト
タイプ:オレンジ
味わい:辛口
ボディ:ミディアムボディ
生産者:ハインリッヒ
生産地:オーストリア|ブルゲンラント州
品種:ピノ・ブラン50%|シャルドネ25%|ピノ・グリ20%|ノイブルガー5%
ヴィンテージ:2019

《ワインコメント》
ライタベルクのシスト土壌、石灰岩土壌のぶどうを使用。アンフォラでの発酵・熟成。無濾過無清澄、SO2ゼロ。表土のほとんどないライタベルクの土壌のニュアンスが塩気として感じられる、エネルギーに満ちたエレガントなオレンジワイン。

こちらは、ナチュラルなワイン造りで生み出される、自由の名を冠した新しいスタイルのオレンジワイン。2017年ヴィンテージが世界で最も権威のあるワイン誌デキャンタのオレンジワイン特集にて最高得点95点を獲得し、数多くのオレンジワインの中で世界第一位に輝き、一躍オーストリアを代表するオレンジワインとして注目を集めました。

ブルゲンラント地区ライタベルクのビオディナミ農法を実践している畑のブドウを使用。この地は、石灰岩やシストが隆起した小高い山の斜面に畑があり、土壌由来の非常にミネラリーなワインが生産されている地域です。シスト土壌のピノ・グリと、真っ白な石灰岩土壌のピノ・ブランとシャルドネをブレンドして造られます。

手摘みにて収穫されたブドウは、天然酵母にて13日間の醸し発酵、マロラクティック発酵後、17ヵ月間アンフォラとオークの大樽にて酵母と共に熟成。無濾過・無清澄、SO2無添加で、陶器のボトルに瓶詰めされています。上品かつピュアな味わいでありながらも、たっぷりとした旨味や力強さも兼ね備えた見事な逸品です。無濾過のため澱が多く含まれていますので、抜栓前にボトルを振ってからお愉しみください。

【ワイナリー情報】
オーストリアのナチュラルワインを牽引するトップワイナリー。
ハインリッヒは、ノイジードラーゼー北部のゴルスという村に位置しています。ノイジードラーゼーとは、ハンガリー国境近くの湖で、この湖の周辺は霧が頻繁に発生。その影響もあり、貴腐ワインの産地として知られています。ハインリッヒの現当主である、ゲルノット氏が20代のときに祖父から1haの畑を譲り受け、気候条件や土壌から赤ワインに可能性を感じて、周りの生産者が白ワインや貴腐ワインばかりに注力する中、ブラウフレンキッシュやツヴァイゲルトを植え、独自の路線を突き進みました。当初は樽で熟成させたフルボディタイプの赤ワインが世界市場でも伸びていたこともあり、赤ワインは大ブレイク。醸造所周囲の畑と、ノイジードラーゼーの西側に広がる丘陵地帯であるライタベルクの畑を買い足し続け、ついに1haのスタートから100haにまで拡大しました。大成功を収めた彼は2008年に地下何層にもなる醸造設備を増築し、オーストリア一美しいと言われる醸造所が誕生しています。

近年、土地の味わいを色濃く反映させるためにエレガント路線に転向し、一時カベルネ・ソーヴィニヨンなどの国際品種を多く生産していましたが、ブラウフレンキッシュやツヴァイゲルトへの原点回帰とともに、とても柔らかく上品なワイン造りになっています。生産の95%が赤ワインで、白ワインはシャルドネやヴェルシュリースリングなどに加えオレンジワインも手掛けています。白ワイン自体の生産本数は非常に少なく、100haもの畑を所有し、かなりの本数のワインを生産していますが、今もなお国内外で絶大な評価を得ているため、上級キュヴェはほとんど手に入りません。2006年よりビオディナミに転換し、現在では徹底した品質管理を行い最新設備を駆使したナチュラルワイン造りにも注力しその分野でもトップを走り続けています。
ヴィンテージ
生産者
ワインチャート
アタック 3.00
甘味 1.50
酸味 3.50
渋味 2.50
ボディ 3.50
苦味 3.00
旨味 4.50
余韻 4.00

※当サイトのソムリエにより、客観的に定量化した指標です。あくまでも目安としてご参考ください。

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