タイプ：泡｜白
味わい：辛口
ボディ：ミディアムボディ
生産者：ボワゼル
生産地：フランス｜シャンパーニュ
品種：シャルドネ 50％｜ピノ・ノワール 50%
ヴィンテージ：2008
ドサージュ：4g/L
ワイン・スペクテーター 92ポイント
ワイン・エンスージアスト 94ポイント
《醸造》
春は湿度が高く、開花時期の6月中旬と不安定な夏の気温は凍り付くように低いといった極めて多くの問題を2008年は有していましたが、晴天に恵まれた9月には偉大なヴィンテージへのポテンシャルを確認することが出来ました。ピノ・ノワールやシャルドネの果実がゆっくりと熟したことで、収穫を数日間待つことができ、乾燥し冷涼な天候の下収穫を行う事ができました。このグラン・ヴィンテージには、長期熟成への耐性を持ち、繊細なワインを産み出すブドウだけを使用しました。スティルワインは非常に期待の持てるものでした。ブレンドは50％シャルドネ（コート・デ・ブラン：オジェ、メニル・シュール・オジェ、アヴィズ、ヴェルテュ）と50％ピノ・ノワール（モンターニュドゥ・ランス：マイィ、ビスイユ、シニー=レ=ローズ）でファーストプレスの果汁（キュヴェ）のみ使用。瓶詰後、グラン・ヴィンテージは８年間セラーで貯蔵され、ゆっくりと最大限のポテンシャルが引き出されるまで熟成します。
《テイスティングノート》
光り輝くゴールドに細やかで持続する泡が伴う。ノーズは力強く風味の良いアロマ、広がりのあるパレットを持つ。アーモンド、フランジパーヌ、砂糖漬けのオレンジとブリオッシュが美しいバランスを共に織りなす。風味は、複雑で深みがありシルキーで洗練された組成を持つ。エレガントなペーストリーの含みと豊かなアロマに、優雅さとリッチさが合わさり長い余韻にフレッシュさを持つ。
《相性の良い料理》
力強く洗練された2008グランド・ヴィンテージは、食中酒として適しています。ローズマリー ラムシャンクやグリルしたロブスターなどのお食事と好相性。